中世民衆の生活と心性 細川涼一 新曜社チュウセイ ジイン ノ フウケイ ホソカワ,リョウイチ 発行年月:1997年04月 ページ数:275p サイズ:単行本 ISBN:9784788505957 第1章 番場蓮華寺と一向俊聖/第2章 京都・小野小町伝説の道/第3章 中世の尼と尼寺ー建礼門院とその女房を中心に/第4章 戦国時代の法隆寺と門前検断ー『衆分成敗引付』を中心に/第5章 庶民の願い極楽浄土ー海印寺寂照院・光林寺の像内納入文書から/第6章 鎌倉仏教の勧進活動ー律宗の勧進活動を中心に/第7章 源実朝室本覚尼と遍照心院/第8章 中世大安寺の年中行事/第9章 延方普門院の船越地蔵と忍性 中世の人々にとって寺院は生活の中心であった。
踊り念仏の一向宗、勧進活動で知られる律宗、小野小町伝説の小町寺、さらには建礼門院、実朝室本覚尼が入った尼寺など、地域社会の寺院に残された資料の緻密な読みを通して、中世の人々が何を願い、どのように生き死んでいったかを解き明かす。
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