老いたら老いたで、まんざらでもない 幻冬舎文庫 篠田桃紅 幻冬舎ヒャクサンサイ ヒトリ デ イキル サホウ シノダ,トウコウ 発行年月:2019年02月07日 予約締切日:2019年01月17日 ページ数:213p サイズ:文庫 ISBN:9784344428447 篠田桃紅(シノダトウコウ) 美術家。
1913(大正2)年生まれ。
墨を用いた抽象表現主義者として世界的に広く知られており、数えで一〇七歳となった今も第一線で制作している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 今までになかったことがたくさん、日々新しく生きている(真実に生きるとは、どういう生き方なのか/年寄りと付き合うのは、大変かも ほか)/第2章 昔のことのようでもあり、昨日のことのようでもある(おぼろげな記憶に残った寄席/御用聞きに来た和菓子屋さん ほか)/第3章 世の中はどんどん変わっている、自分も変わっている(年末年始は、筋書き通りに忙しい/節分で自分の内なる鬼を追い払う ほか)/第4章 ほかの生き方があったかというと、これしかなかった(涙が出そうになるのをこらえた/私を立ち返らせたニューヨーク ほか) 百歳を超えた今でも筆をとり、制作に励む孤高の美術家、篠田桃紅。
その墨を使った独特の作品は、世界中から注目されている。
「人の成熟はだんだん衰えていくところにあるのかもしれない」「人生、やり尽くすことはできない。
いつもなにかを残している」。
老境に入ってもなお、若さに媚びず現役を貫く、その強い姿勢から紡がれる珠玉のエッセイ集。
本 小説・エッセイ エッセイ エッセイ 文庫 小説・エッセイ