刃こぼれしづらく切れ味続く。
「鋼材Vg10」を100%使用。
スーパーストーンバリア包丁の上を追い求めて2年、ついにたどり着きました。
切れ味試験機で切れ味を定量評価。
実際の使用環境に近い条件で測定し、切れ味を数値的に証明関で作る傑作の包丁がここに。
切れ味の向こう側の扉を開く。
これまでキッチン用品を扱う自社で、数々の包丁を世に出してきた。
どんな包丁も切れ味がいいのは当たり前。
スーパーストーンバリア包丁を超えるものを作りたい、その先の世界を見たい。
そんな思いで構想から2年以上かけてこれぞ傑作と言える包丁がついに出来ました。
高品質の鋼材Vg10を100%使用包丁の材料としてよく使用されるのは鋼(はがね)やステンレス鋼。
VgSTONは、鋼とステンレス鋼、両方の特徴を併せ持つ鋼材『VG10(V金10号)』を使用しています
◆VG10・・・福井県の武生特殊鋼材(株)で開発されたステンレス鋼の1つ。
硬度が高く、切れ味や耐摩耗性・耐腐食性が非常に優れた高品質な鋼材VG10は、クロム、モリブデン、コバルトにより素地(マトリックス)を強化することで、高硬度を実現し、切れ味の持続を一層高めています。
またバナジウムによって、組織を微細化するとともに、 Cr、Mo、Vの元素は硬い炭化物を多量に作るので、耐摩耗性が一段と向上します。
◆鋼(はがね):和包丁で多く使われている鋼材 ・メリット:鋼は硬度が高いため鋭い切れ味をもつ ・デメリット:刃が欠けやすい、錆びやすく料理のプロでないと取り扱いが難しい
◆ステンレス鋼:一般的な家庭用包丁でよく使われている鋼材 ・メリット:欠けにくい、錆びにくい、柔らかいため研ぎやすい ・デメリット:切れ味が劣る、切れ味が長持ちしない
◆VG10 ・メリット:切れ味が長持ちする、頻繁に研ぐ必要がない、使用頻度の高い方に◎ ・デメリット:非常に硬いので、加工や砥ぎが難しく生産に時間がかかるVG10は高品質で高価格なので、従来は刃の芯材にのみ使用して表面をステンレス鋼にする3層構造の包丁が多いですが、VgSTONの刃は100%VG10でできています。
機械の精密さと職人技術の融合から生まれる切れ味包丁の切れ味は、鋼材の種類だけで決まるわけではありません。
刃の厚みや刃先、側面の形状によっても大きく変わります。
VgSTONは、世界三大刃物産地のひとつとされる岐阜県関市にて、高精度な機械と職人の鍛錬された技術によって、1本ずつ手作業で仕上げています。
職人による刃付けVgSTONは一般的な包丁にくらべて約3倍の工程数を経て製造されます。
手作業で刃を研ぎ、角をなくして滑らかにすることで、より鋭く滑らかな切れ味に仕上げています。
6層のストーンバリアコーティング刃の表面には、片面6層の計12層ストーンバリアコートというフッ素樹脂をコーティングしています。
切れ味の定量評価従来からある切れ味試験の1つに、本多式切れ味試験機と呼ばれる機械を使用する方法があります。
実際の使用環境により近い条件で切れ味を評価するため、新たな切れ味試験機を開発しました。
包丁の刃先を上向きに固定し、一定の加重をかけた紙束を載せ、前後に1往復させた際に切れた紙の枚数で包丁の切れ味を判断する試験です。
しかし実際に包丁を使うときは紙を切るわけではなく、食材に刃が入る瞬間の反発力、刃を切り入れていく際の食材のくっつきやすさや摩擦など、さまざまな要因が切れ味の感じ方を左右しています。
包丁の刃を地面と水平になるようにセットし、一定の速度で降ろしていきます。
対象物(今回は粘土)に刃があたり、反発力がかかった瞬間を起点に、包丁にかかる力、重力(N)と時間(秒)を測定しました。
食材が美味しくなる包丁切れ味のよい包丁は、食材の繊維や細胞を壊さず切れるので、切り口の表面が滑らかでつるつるになります。
また食材の鮮度が落ちにくく、素材の旨味を生かすことができ、雑味が出にくく舌触りもよくなります。
切れ味が悪いと食材を押しつぶすように切るため、食材の繊維や細胞がつぶれ、旨味や栄養、水分が抜けやすく、鮮度や触感が悪くなってしまいます。
ハンドル木柄にはNaturalは天然木、Greyは積層強化木を採用。
フィット感があり握りやすい形状と材質にこだわりました。
VgSTONを贈るVgSTONの切れ味を大切な方へにもぜひ体験していただきたい。
お店の開店、ご結婚、お誕生日、ご両親へ、一人暮らしの準備など、大切なひとの門出に、VgSTONを贈りませんか。
プロダクト本体寸法:全長:約31.5cm 刃渡り:約16.5cm 刃部:VG-10全鋼(フッ素樹脂加工) ハンドル:グレー/積層強化木 ナチュラル/天然木 重量:グレー/約150g ナチュラル/約130g 生産地:岐阜県関市グレーナチュラル